大型家具ってどうやって運ぶの?引越しで役立つ家具の運び方のコツ!

大型家具の運び方 家具の買取

引越しなどで大きな家具の移動が必要になった時、どのように移動させていますか?
自分では無理だから業者に依頼するという方も多いでしょう。
今回は、大型家具の運び方のコツを紹介したいと思います。
これで、腰を痛めることなく大きな家具の移動ができます。

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大型家具の運び方のコツ

引っ越しを自分で行う場合や、模様替えなどの際は大型家具を動かさなければなりません。
ソファーやベッド、タンスに食器棚と家具によって形も重さもさまざまです
どんなところに気をつけて、どんな方法を実行すれば上手く運ぶことができるのでしょうか?

自分で家具を運ぶ場合のよくある問題

業者が作業を行えば、迅速かつ確実に家具の移動が完了します。
しかし、素人が行えばそう簡単にはいきません。
というのも、大型家具の運び出しと運び入れが難しくコツが必要だからです。

大型家具の搬入搬出
  • 扉がかわせない
  • ドア枠の上側に当たってしまう
  • 角が曲がれない
  • 壁を傷つける
  • 床を傷つけてしまう
  • 玄関の段差で戸惑う
  • 玄関でつっかえる

このようなトラブルに遭遇した経験ありませんか?
「もう二度と自分で引っ越しなんてするものか!」と思われた人も少なくないでしょう
しかし、コツをつかめば大型家具でもすんなりと運び入れることが可能です。

家具を運ぶ前の準備が大切

滞りなく作業が進むようにするには、何よりも下準備が大切です。
まずは、「メジャー」「ダンボール」「毛布」の3つを準備しておきましょう。
それぞれ下記の通り使用します。

  • メジャー
    家具の大きさを把握し、搬入搬出場所の間口を事前に確認しておくためです。
    ここで大きさを確認しておけば、玄関でつっかえることもありません。
    ドアから出せなければ窓から事前に手順が決められます。
  • ダンボール
    家具本体や壁などを傷つけないため、養生に使用しましょう。
    角などのぶつけやすい場所にダンボールを貼り付けておくことで、たとえぶつかっても被害は最小限におさえることができます。
    家具の下に挟むことで、滑らせて運ぶことも可能です。
  • 毛布
    大きい家具を運ぶ時には必須
    ダンボールと同様に、家具の下に挟み毛布ごと引っ張るとスルスルと移動させることができますフローリングなどの床材を傷つけないためにも必ず用意しておきましょう。
大型家具の運び出し・搬出搬入

運ぶための経路を確認

大型家具を運び出したり入れたりする時、どこから出すか入れるかを確認しておきましょう。

  • 玄関・・・高さや幅など
  • 扉・・・高さや幅、ドアノブの大きさや開閉具合など
  • 窓・・・高さや幅、開閉具合など
  • 廊下・・・高さや幅、角など

「大丈夫だろう」といった曖昧な状態で運び出した場合、失敗する可能性が大いにあります。
一番確認を忘れがちなのがドアの開閉角度です。

扉も180度しっかりと開く場合と開かない場合がありますので、必ず確認が必要になります。
開き具合によっては、せっかくドア枠の寸法をしっかり測っていても、ドア枠よりも内側にドアの角が残ってしまって出ない場合や、ドアノブが邪魔になって通らないという可能性も考えられます。
そんな細かい部分も確認した上で、確実に運び出し運び入れることができる経路を決めておきましょう。

玄関や扉などの難所

「家具の方が玄関の幅よりも大きい」「家具の方が玄関の高さより高い」などよくあることでしょう。
そんな時には家具の向きを変えたり斜めに傾けたりして通ることになります
となると、水平垂直ではないので一方に重さが集中するタイミングもあるでしょう。
床や扉を傷つけないよう、ダンボールや毛布を挟んで滑らすように通り抜けることがポイントです。そうすることで、力もあまり必要なくかわすことが可能でしょう。

階段での運び方

家具を階段で運ぶ

家具の移動で一番難しいのが「階段」ではないでしょうか。
階段の形状に合わせたテクニックが必要です。

  • 直線のみの階段
    階段は横幅が狭い場合が多いので2人で運ぶ場合は、横並びではなく階段の上側と下側になるように家具を持って運びます
    ソファーなどの横幅が長い家具はそのまま2人で両端を持って運びます。
    食器棚やタンスのような縦長の家具は、斜めに傾けて最下部と最上部をそれぞれが持って運びます。
    階段の下側になる方の人に重さの65%以上がかかってきますので、力のある方の人が階段の下側を担当する方が良いでしょう。
  • 踊り場で方向が変わる階段
    この場合、家具の大きさによっては途中で方向転換する必要があるかもしれません。
    踊り場の天井高と家具の高さ、手すりも考慮した階段幅に注意しましょう。
    踊り場が広い場合は、踊り場で家具を一度垂直に立てていから向きを変え、また傾けて階段を運びます
  • 螺旋(らせん)階段
    階段の幅が家具より広くなければ運びません。
    十分な幅があれば、直線階段と同様に運ぶことが可能です。

2階の窓から1階に下ろす場合

階段を使って運べない場合、窓から釣り上げて搬入または吊り下げて搬出する必要があります。
ほどけないロープの結び方をマスターする必要がありますし、窓枠を養生する必要もあるでしょう。
さらに、複数の人手が必要になります。

腰を痛めないために大切なこと

大型家具を運ぶ時、腰を痛めてしまう人がいます。
もともと痛めている人は悪化させる可能性もあり、安易に運ぶのはおすすめしません。
そこで、引っ越し業者も使っている、腰に負担をかけない家具の運び方をお教えしましょう。

てこの原理を使う

家具を運ぶ際に、できるだけ体に密着した状態で運びましょう
てこの原理と同様に、体から荷物が離れれば離れるほど腰に負担がかかります。
家具だけに限らず、重たいものを持つ時には体に近い場所で持つことを心がけましょう。

姿勢に気をつける

前かがみになっていると、腰への負担が増えます。
家具を運ぶ時だけでなく、日常的に姿勢が悪いと腰を痛める原因になるでしょう。
腰痛予防のためにも、姿勢を正して適度な運動をするよう心がけます。

下半身を使う

腕の力だけで家具を持ち上げようとしてはいけません。
分かり難いかもしれませんが、大型家具を運ぶ際には腕ではなく下半身全体で持ち上げるようにしましょう。

道具やコルセットを使う

重たいものを軽く動かせる道具があります。
てこの原理を使ったもので、身近なホームセンターなどでも購入が可能です。
ただし、転倒する可能性もあるため道具に頼り過ぎないことが大切でしょう。
腰への負担を少しでも減らすために、事前にコルセットを巻いておくことも方法のひとつです。
特に、もともと腰痛持ちの人はコルセットを使用した方がいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
事前の準備と運ぶ時のコツを使えば、大型家具を素人でも運ぶことが可能です
狭い場所や階段でも、事前の確認と養生を行えば大丈夫でしょう。
あくまでも力任せに運ばないことです。
毛布を上手に使えば、フローリングの場所や廊下はほとんど力を使わずに移動できます。
実際の引っ越し業者が使うコツを紹介しましたが、それでも腰痛に悩まされる作業員がいないわけではありません。
ましてや素人が突然やったところで、必ずうまくいく保証もないでしょう。
自信がない人やどうしても無理だと判断した場合には、迷わず業者に依頼することをおすすめします

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