「ガスコンロの寿命はどのくらいなのか?」、「どのようなタイミングで買い換えればいいのか」……など、ガスコンロの寿命に関して悩んでいる方は多いでしょう。
ガスコンロは調理するために必要不可欠なアイテムですが、寿命を迎えると急に故障することもありますので注意しなければなりません。
そこで、本記事では、ガスコンロの寿命や故障について詳しく説明します。
この記事を読むことで、ガスコンロの平均寿命や寿命を延ばすポイントなどが分かります。
気になっている方はぜひ参考にしてください。
ガスコンロの寿命はどのくらい?
最初に、ガスコンロの寿命が一体どのくらいなのか、基本情報をチェックしておきましょう。
法定耐用年数は約6年
ガスコンロの法定耐用年数は、約6年となっています。
法定耐用年数とは、税務上、減価償却資産として法令で定められた期間のことです。
あくまで税務上での話になるので寿命とは関係ないかもしれませんが、減価償却資産のことを考えて6年で買い換えを検討する方もいます。
念のため、法定耐用年数も把握しておいたほうが判断しやすくなるでしょう。
種類によって異なるガスコンロの寿命
ガスコンロ本体の寿命は、種類によって異なります。
まずは、自分が使っているガスコンロがどのようなタイプなのか確認してください。
なお、種類別の寿命は以下のとおりです。
- 据え置き型ガスコンロ(ガステーブル):約5~7年
- ビルトイン型ガスコンロ:約7~10年
システムキッチンに組み込まれているビルトイン型ガスコンロのほうが、設置するタイプの据え置き型よりも寿命が長い傾向があります。
2008年より前に製造されたガスコンロ
ガスコンロに関する安全基準が2008年に変更されました。
それまでは2口コンロ、3口コンロなども、どれか一つの口に安全装置が取り付けられていれば良いという基準になっていましたが、2008年以降は「付いている全ての口での安全装置取り付け」が義務化になりました。
そのため、まだ2008年より前のガスコンロを使っている方は、製品自体も劣化してきていると思われますし、安全性能の面でも現在の機種よりも劣っていますので、早急に買い替えを検討した方が良いと思います。
ガスコンロの製造年数の確認方法
ガスコンロの製造年式の調べ方(見方)が分からい人は多いと思います。
据え置き型ガスコンロの場合は、誰でも簡単に確認することができます。
向かって右横側面に、型番などが記載された銀色のシールが貼ってある場合が多いです。
下記のパロマ製の例では、赤枠内の「・」で区切られた数字がが製造年数を表しています。
下記は2009年3月製造のガスコンロという事になります。
乾電池とホースの寿命も要チェック!
ガスコンロの寿命で大きく関係しているのが、乾電池とホースの寿命です。
ガスコンロを点火させるためには乾電池を使うことになります。
使用する乾電池の種類や数は機種とメーカーによって異なりますが、単1電池を2本使うケースがほとんどです。
ガスコンロの寿命かと思えば乾電池が切れていることもあるので、1年ごとを目安に交換してください。
また、据え置き型のガスコンロはガスコンロ本体とガスホースでつないでいますが、ガスホースにも寿命があるので注意が必要です。
ガスホースの寿命はガスの種類によって異なります。
- 都市ガス:約6~7年
- プロパンガス(LPガス):約3年
ガスコンロの寿命が近いと思われる症状
ここでは、ガスコンロの寿命が近くなると見られる症状について解説します。
点火しない・点火してもすぐ消える
ガスコンロの寿命で1番よくある症状が、点火しなくなることです。
電池が切れているのが原因のケースも多いのですが、電池を交換しても点火しない場合は、ガスコンロ自体が故障している可能性があります。
また、点火しづらくなったり、点火したのに勝手に消えたりするケースも、故障や寿命が関係している可能性があるので要注意です。
無理に点火しようとすると不完全燃焼を起こす危険もあるので、注意しておきましょう。
自分で対応するのが怖い場合は、専門業者に相談することをお勧めします。
炎が不安定・ガス臭い
炎の状態がおかしかったり、不安定な状態だったりする場合、ガスコンロ本体が寿命を迎えている可能性があります。
基本的に、炎が安定している状態は、青色になっているものです。
けれども、炎の色が青色でなくオレンジや緑色になったりしている場合は、不完全燃焼を起こしている可能性があります。
特に、ガス独特の臭いを感じたときは、一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあるのですぐに窓をあけて換気しましょう。そして、ガス会社に連絡することをおすすめします。
ガスコンロから異音がするのも要注意!
乾電池交換や掃除をしてもガスコンロから異音が発生する場合は、寿命のサインかもしれません。
特に、今まで気にすることもなかったのに急に異音が発生する場合は、使うことすら不安な気持ちになるでしょう。
異音が発生したままガスコンロを使用するのはとても危険なので、早めに点検してもらうか買い換えをおすすめします。
また、他にもエラーの表示が出てきたり、鍋の底が異常にススで黒くなったりする場合も、寿命のサインといえるでしょう。
ガスコンロの買取を埼玉県で行っています
リサイクルショップ・埼玉出張買取コールセンターではガスコンロの買取も行っています。
引越しや買い替えで不要になったたプロパンガス(LPガス)・都市ガスの据え置き型のガスコンロやガステーブルなどありましたらご相談下さい。
ビルトイン型のガスコンロも、動作が問題なく取り外し済で部品が揃っている場合はお問合せ下さい。