ブルーレイレコーダーやハードディスクレコーダー(HDDレコーダー)は、長く使っていると不具合が起きることがあります。
不具合やトラブルが起きるのは、寿命が近いサインである可能性が高いでしょう。
内臓の「HDD(ハードディスク)自体」は消耗品と考えた方が良いと思います。
寿命を迎えたHDDレコーダーは、修理や処分を検討しなければなりません。
とはいえ、「どんな症状が出たら寿命が近いと考えるべきか」、「HDDレコーダーは修理すべきか処分すべきか」など、さまざまな疑問が浮かぶと思います。
HDDレコーダーの寿命が近づくと起こりやすい症状を知っておけば、処分する時期などを考えるきっかけになるでしょう。
そこで、本記事では、HDDレコーダーの寿命や故障の前兆や原因、処分方法などをご紹介します。
HDDレコーダーの平均寿命などを知るとともに、寿命を延ばすためにできる対策も覚えておきましょう。
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HDDレコーダーの寿命について
HDDレコーダーの寿命はどのくらいなのでしょうか?
平均寿命について考えていきます。
HDD(ハードディスク)レコーダーは、テレビ放送を録画し時間差で視聴したり、DVDやブルーレイディスクに保存するなどしてライブラリー化するための機器です。
以前はDVDレコーダーが主流でしたが、今はBDレコーダー(ブルーレイ・レコーダー)に取って代わられました。
また、DVDやBlu-rayが付いていないHDD録画に特化したHDDレコーダーも増えています。
昔テレビ放送を録画する機器の主流だった「ビデオデッキ」と違い、HDDレコーダーは何度でも内臓の機械部品「ハードディスク」で上書き録画ができるようになっています。
そのため電化製品の中では、比較的寿命が短く壊れやすい製品だといえると思います。
HDDレコーダーの寿命は5〜10年が目安
HDDレコーダーの寿命は、5〜10年が目安とされています。
メーカーによって品質に違いがあるため、平均寿命に幅があるのです。
また、使用環境や使用頻度によっても、かなり寿命に差が出てくるでしょう。
毎日、録画や再生を頻繁に行っているハードディスクレコーダーはそれ程長持ちしません。
購入時の価格が安いHDDレコーダーは寿命が短い傾向がある
HDDレコーダーの寿命は、購入時の価格が影響する場合があります。
購入時の価格が安いものは、高いものより品質が劣るため、寿命が短くなる傾向があるでしょう。
パナソニックやソニー、東芝などの大手日本メーカーのものは高品質であることから、寿命が比較的長い傾向があります。
HDDの寿命は5~10年なんですね。
はい。5年を過ぎたらいつ故障してもおかしくないと考えましょう。
HDDレコーダーの寿命が近いと起こる症状
HDDレコーダーの寿命が近づくと、どんな症状が起きるのでしょうか?
「コンセントが刺さってなかったり」、「HDMIなどの接続端子が抜けていたり」、「リモコンの電池が無くなっている」などの自分の単純ミスによる場合も結構ありますので、「コネクター関連がしっかり奥まで接続されているか」そこら辺はまず初めにしっかり確認してください。
HDDレコーダーの電源が入らない
HDDレコーダーの寿命が近づくと、電気系統に問題が生じ、電源が入らないという症状が出始めます。
電源が入ったとしても、中のハードディスクとの連携が上手くいかなかったり、接触的に上手く立ち上がらなかったりしてエラーになる電源不良もあります。
電源ランプの点滅が止まらずにずっと10分以上続いてしまっている場合は、どこかに問題があると考えられます。
電源が入っても、頻繁にフリーズする場合も、寿命が近いサインと捉えておきましょう。
ブルーレイレコーダーの映像や音が出ない
HDDレコーダーの寿命が近づくと、映像や音が出なくなることがあります。
内蔵の「ハードディスク自体」が消耗してきていて、内部の部品が摩耗し、接触不良や断線などが起こるためです。
特に、HDDから「カチカチ」や「カタカタ」など、今までしなかった異音が頻繁にするようになったら、機器が壊れかけている可能性が高いです。
上記の症状が頻繁に起きるようになったらハードディスク自体の寿命と考え、買い替えを検討した方が良いと思います。
レコーダーのHDD交換(参考記事)
HDDレコーダーで録画できない
HDDレコーダーの寿命が近づくと、録画されないなど動作に問題が生じる恐れもあります。
録画機能に問題が生じると、予約しても録画できない場合が多くなります。
番組表の読み込みが上手くいっていなかったり、何らかの原因でハードディスクとの連携が上手くいかず作動しなかったり、いろいろな原因が考えられます。
ただ、「予約録画の設定をミスしていたり」、「録画容量が既に一杯になっていたり」「本人の記憶違いだったり」など、本人の単純ミスの場合も意外と多いのでよく確認してみて下さい。
ブルーレイレコーダーのディスクトレーの開閉に異常がある
ディスクトレーの開閉ができないなどの不具合も、HDDレコーダーの寿命が近づいているサインです。
長く使っているとそれだけ開閉する回数も多くなり、故障しやすい部分の一つと言えるでしょう。
開閉部分のパーツの劣化や接触不良が起きている可能性が高いです。
簡単な修理や部品交換で直る場合もあります。
動作に支障をきたした時に、中に入れたディスクを取り出すことができなくなる場合もあるので注意しましょう。
リモコンを押しても本体が反応しない
リモコンを押しても本体が反応し難くなることがあります。
一般的にはリモコンの方に問題がある可能性が高いです。
まず本体の方のボタンで試せるものは試して、ちゃんと動作するか確認をとります。
本体の方のボタンに異常が無ければ、リモコンの電池の寿命が近くなっていないか、電池の交換をして確認します。
電池を変えても決まったボタンだけ反応しない場合は、リモコンのそのボタン部分だけ接触が悪くなっている可能性が高いです。
電池を変えても全てのボタンが反応しない時は、「リモコン自体が故障している」場合だけでなく、「本体のリモコン受信部か故障している」可能性もあります。
リモコン故障の場合は、家電量販店で売られているどのメーカーにも設定して使える「汎用リモコン」を買って代用することができます。
ただ、リモコンを変えても本体を作動させることができない場合は、HDDレコーダー本体の方の故障になりますので修理が必要になります。
シャープのDVDプレーヤーの故障診断ナビ
パナソニックのDVDプレーヤーの故障診断ナビ
いろいろな不具合が起こるんですね。
はい。紹介した不具合が頻繁に起こるようになったら寿命が近いと考えましょう。
HDDレコーダーの寿命を延ばすためにすること
- HDDレコーダーは精密機械のため衝撃に弱い製品です。
地震などで落下すると中のハードディスクなどが破損してしまう可能性が高いですです。
設置場所には気を付けましょう。 - 中の機械が頻繁に作動する製品ですので、必ず平行な場所に設置するのが基本です。
斜めにしたままで使用していたりすると、早目に故障してしまう可能性があります。 - HDDレコーダーは中のハードディスクが作動することによってかなりの熱を発しますので、後部ににファンが付いている物がほとんどです。
その通気口をホコリなどが付着してふさいでしまっていると、熱がこもり故障の原因になりますので、定期的な掃除が必要です。 - レンタルのDVDやブルーレイディスクは沢山の人が使用するため、ある程度の汚れやキズがついている場合が多いです。
そのため、レンタル品を多く使用していると読み取り機械部の不良や、内部に汚れが入ることによる故障につながりやすくなるので、あまり使用しない方が寿命はのびる可能性が高いです。 - 長期間使用しない場合も注意が必要です。
使用頻度が高い場合、HDDレコーダーの劣化が進みやすくなります。しかし、DVDレコーダーを長期間使用せずに放置している場合も、内部の部品が自然と劣化し、寿命を縮めてしまう恐れがあるのです。DVDレコーダーは定期的に使いましょう。
HDDレコーダーの処分方法は?
HDDレコーダーは殆どの自治体で「燃えないゴミ」として処分することができます。
「有料指定袋」などの違いはありますが、朝の回収する家庭ゴミとして捨てることができる場合が多いです。
「小型家電リサイクル法」の取扱品目として特別な設置場所で無料回収している自治体や、大きさによっては「粗大ゴミ」として扱っている自治体もあるかもしれませんので、事前に確認してみてください。
ブルーレイレコーダー・HDDレコーダーの寿命に関するQ&A
HDDレコーダーの処分に関する質問を集めました。
Q.HDDレコーダーは、放熱を意識すると寿命が延びるのか?
A.はい、延びる傾向があります。熱がこもると不具合が起こりやすくなるためです。通気口の目詰まりに注意するだけでなく、直射日光や暖房によって高温にならないよう意識してください。
Q.HDDレコーダーに寿命が近いサインが出てきた場合、修理することはできるのか?
A.修理するのは難しいでしょう。というのは、メーカーによるHDDレコーダーの部品保有期間は、製造から7年以内が目安となっているためです。古い機種だと、修理に必要な部品を調達することができず、寿命を迎えたら処分することになるでしょう。
Q.HDDレコーダーは、無料回収業者の送料無料対象品目に含まれていないのか?
A.業者によって異なるため、業者のホームページなどで無料となる条件を確認しておくことが大切です。送料無料対象品目ではない場合は、発送者負担でHDDレコーダーを発送し、回収してもらいましょう。
Q.HDDレコーダーを処分する際、買取に出すことはできるのか?
A.高年式で状態が良好なものであれば、買取に出すことができます。ただし、寿命を迎えたものや年式が古いものは、買取価格がつかない可能性が高いでしょう。家電などを多く取り扱っている業者で査定を受けてみてください。
Q.小型家電リサイクルボックスを利用して処分する場合、事前に申し込みなどは必要となるのか?
A.いいえ、必要ありません。小型家電リサイクルボックスが設置されている場所へHDDレコーダーを持参し、投入口に入れるだけでリサイクル回収が完了します。小型家電リサイクルボックスの設置場所は、自治体のホームページで確認しておきましょう。
まとめ
HDDレコーダーの平均寿命は5〜10年です。寿命が近づくと、さまざまな不具合が生じます。寿命が近づいたら、処分を検討しましょう。HDDレコーダーの処分方法は、不燃ゴミ・粗大ゴミとして出す・小型家電としてリサイクルするなどです。また、業者に依頼し、引き取ってもらう方法もあります。 HDDレコーダーは使用環境や使い方を見直すだけで、寿命を延ばすことも可能です。処分方法だけでなく、寿命を延ばす方法も覚えておきましょう。
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新しいブレーレイのHDDレコーダーは高価買取、古いDVDのHDDレコーダーは回収になります。
Blu-rayプレーヤーやハードディスク内蔵テレビなども買取対象です。
買い替えや故障、引越しなどで不要になったブルーレイ・レコーダーやDVDレコーダー、HDD内蔵のテレビなどがありましたらお気軽にご相談下さい。