春・秋を迎える頃になると衣替えをします。
このとき、断捨離も同時にやると効果的です。
衣替え時に断捨離を行えば、普段着ていない服を一緒に捨てることができます。
服は捨て時を決めるのが難しく、いつまでもクローゼットの中に残してしまいがち。
特に子供服は、処分する時期に悩みますよね。
この記事では、衣替えと共に行う断捨離のコツについてまとめました。
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衣替えと共に断捨離を行う意味
衣替えをするときは、同時に不用な服を捨てるチャンスです。
では、衣替え時の断捨離にはどのような意味があるのか。
しっかりチェックしておきましょう。
クローゼットが服だらけだと経済的にデメリットです
流行や気に入った服をとりあえず買っておく傾向がある人は、自分の生活環境や部屋を見てみましょう。
必要以上にもので部屋の中が埋もれている可能性があります。
ひどい場合は、衣類がクローゼットからはみだしていたり床に落ちていたりしているのです。
衣替えのとき、不用な衣服を処分しておけば部屋をきれいにできます。
また、衣類を整理しておかないと同じようなものを何度も買ってしまう場合があります。
クローゼットを整理せずに買い物に出たとしましょう。
店頭で「買いたい」と思った衣類を見つけたとき、クローゼットを整理しておかないと自分がその衣類と同じような物を持っていたかどうかわかりません。
その結果、同じような衣類を購入して無駄な出費をすることになります。
衣類だけでなくバッグやアクセサリーも同じです。
衣替えのとき断捨離をきちんと行わないと、押し込んだまま使わずに終わってしまいます。
子供服はあっという間に着られなくなります
子供服を「まだ着られるはず」と考えて、ずっと取っている人もいるでしょう。
しかし、子供の成長はあっという間です。
次の1年まで取っておいても着られることはないと思いましょう。
衣替えをすると夏・冬服は次の1年まで着ることがありません。
また、衣類の大きさだけでなく子供の趣味・流行も大きく変わります。
1年前の服をそのまま着せることは難しいと思いましょう。
そのため、衣替えのとき断捨離をするのが重要となります。
大量にある服の8割は着ない服です
いつの間にかパンパンになっている衣類たち。
その衣類の内、気が付くと同じようなものばかり着ていることはないでしょうか?
実は、大量に衣類を持っていても、着るのはそのうちの2割と言われています。
パレードの法則と言われる考え方があるのをご存じでしょうか。
全体を構成する大部分は、その全体の一部分が生み出しているという考え方です。
たとえば、高級宝石店があったとしましょう。
高級宝石店では、安いものを大量に売って利益を出しません。
高級な宝石を買うセレブたちによって売り上げが守られています。
そのため、売り上げの80%は、安い宝石ではなくて残り20%の高級宝石を買うセレブによって保たれているのです。
この考え方が「パレードの法則」となっています。
これは、ご自身の持っている衣類にも当てはまるのです。
どれだけ衣類を持っていても、生活の8割を占めている衣類は実際には2割の衣類となります。
20着あれば4着が生活を支える衣類となっているはずです。
無駄な服があるときは、衣替えに併せて断捨離を行いましょう。
衣替えに行う断捨離5つのコツ
衣替えをするとき、同時に断捨離を行えば効率よくクローゼットや収納場所をきれいにできます。
そのコツについてチェックしておきましょう。
「~したら」という服を捨てる
女性の中には「~な時のために買っておこう」と服を買うことがあるかと思います。
しかし、そのような目的で服を買っていると着ない服がたまる一方です。
ある条件や目的だけで服を買うのは止めましょう。
ある目標のために服を買うのを止めろとは言いません。
もし、とある目的や条件のために買うときは1着だけにしましょう。
そして、買った後はいつも目に入る場所に置いておきます。
いつも目に付けばモチベーションを維持できるのです。
ワンシーズン着なかったものは捨てる
衣替えをするまでの1年間で着なかった服があるかと思います。
そのような服はすぐに捨てましょう。
保存しておいても着ることはありません。
先ほど確認した「パレードの法則」に当てはめてみましょう。
1年間着なかったものは、2割の中に入っていないはずです。
着なかったものはスペースを取るだけなので捨てるようにしましょう。
傷んでいる服は思いきって捨てる
ほつれや伸びきった服は思いきって捨てるようにします。
思い入れがあったとしても、着ていないのであれば処分対象です。
もし、思い入れのある服ならば修繕して着ているはず。
ですが、1年間ずっと修繕せずに置いたままならば着る意思がないことを意味します。
リメイクや修繕する意思がないときは、捨てるようにしましょう。
1つ増えていたら1つ捨てるようにする
衣替えをするとき、そのシーズンで着る服が増えていれば増えた分だけ捨てるようにします。
これは、モノを増やさないための大切なルールです。
たとえば、カーディガンを1着買ったとしましょう。
そのカーディガンを着れば古いものは着なくなります。
古いカーディガンを全く着なかったときは、衣替え時に捨てるようにしましょう。
服のカテゴリーごとに量を確認する
服にはたくさんの種類があります。
インナーやアウター、パンツ、下着などその種類はさまざまです。
その種類ごとに必要な枚数があるかと思います。
自分の生活を思い返して必要な分だけ残していきましょう。
また、衣替えのとき異様に多い種類は整理します。
パンツばかり数が多いときは、断捨離を行いましょう。
不要な衣類が出たときの対処法
断捨離によって大量に出た衣類。
その衣類を処分する方法についてチェックしておきましょう。
リサイクルショップ・古着回収サービスを利用する
自分が買い集めた大事な服、簡単にゴミとして処分するのは難しいかと思います。
そんなときは、リサイクルショップや古着屋、衣服販売店の古着回収サービスを利用しましょう。
リサイクルショップや古着屋に持って行けば着ない服をお金に替えられます。
別のものを買うための資金となるのでおすすめです。
また、衣服販売店の古着回収サービスを利用すれば店舗で使えるクーポンに変わるのでお得です。
新しい服などを買うチャンスにもなるので活用してみましょう。
知人・友人に譲る
自分の周りに服をほしがっている人がいれば譲ることをおすすめします。
捨てる罪悪感が減る上、欲しい人に喜んでもらえるのです。
特に、親戚や小さな子供を持っている人は、子供服をもらえるとうれしいもの。
もらう人・あげる人、共にメリットがあるのでおすすめの方法となります。
不用品回収業者に依頼する
傷んでいる・汚れている服が大量にある時や遺品整理などの時は、不用品回収業者に依頼して処分しましょう。
自治体と違って日時を指定して捨てられます。
不用品回収業者ならば大量に服があっても回収してもらえるのです。
また、服以外にも回収してほしい物があればまとめて処分できます。
事前に見積もりも取ってくれる場合が多いので、処分費用の予算も立てやすいのもポイント。
まとめ
いかがでしたか? この記事では衣替えのときに行う断捨離のコツについてまとめました。
衣替えのときは、1シーズン着ていない服を見つけるのに便利です。
そのため、クローゼットや押し入れ内にある服を断捨離するのに最適なシーズンとなります。
1シーズン着ていない・傷んでいる服はすぐに捨てましょう。
また、同じ種類だけ多く持ちすぎているときは量を減らすようにします。
大量に服を捨てるときは、不用品回収業者に依頼して部屋をきれいにしましょう。