金魚や熱帯魚などを育てる「水槽」はどう処分すれば良いのでしょうか。
ほとんどの人が処分方法で悩んでしまいます。
間違った知識で処分すればトラブルになってしまうでしょう。
そこで、水槽の処分方法や廃棄する際の注意点、水槽をリサイクルショップに売る方法などを説明します。
水槽の正しい捨て方を確認して上手に処分してくださいね。
水槽の処分方法
水槽を自治体で捨てると何ごみになるのか、一体どこで処分すれば良いのか悩むでしょう。
水槽には正しい捨て方があります。
きちんと正しい処分方法を知って効率的に処分してくださいね。
自治体の「粗大ごみ」「燃えないごみ」として処分する
要らないものを処分するとき、ほとんどの人が自治体を利用します。
水槽の素材の種類は大きく分けると、ガラス水槽とアクリル水槽に分かれます。
水槽はサイズや素材によって、自治体の「粗大ごみ」、または「ガラス類ごみ」「燃えないごみ」「燃えるごみ」として処分できます。
- 「粗大ゴミ」 自治体指定のゴミ袋に入らない物
- 「ガラス類ゴミ」 全てガラスのみで出来ていて、指定袋に入るもの
- 「燃えるごみ」 全てプラスチック（アクリル製）で出来ていて、指定袋に入るもの
- 「燃えないごみ」 ガラスやプラスチックだけではなく、枠やフレームに金属が使われているもの
ごみの種類は自治体によって変わるため、事前に確認しておいた方がいいでしょう。
確認しないで処分すれば回収してもらえません。
また、粗大ごみの場合は自分たちの手で回収指定場所まで運ばなければならないでしょう。
小さい水槽なら1人でも可能ですが、大きい水槽の場合は運搬に苦労します。
自治体によってはホームページや電話で申し込みをしなければならないところもあるでしょう。
よって、自分たちの地域で決まっているルールをしっかり確認してくださいね。
リサイクルショップやペットショップに引き取ってもらう
まだ、使える水槽を処分するのなら「リサイクルショップ」や「ペットショップ」に相談してみましょう。
壊れていない、割れていない水槽なら、リサイクルショップによっては買い取り可能な場合があります。
ペットショップで無料で引き取ってくれる場合もあります。
ただし、使用できない水槽はどこでも引き取ってもらえないでしょう。
また、ブランドメーカーの水槽で奇麗な状態のものは高価買取が可能なものもあります。
より高い値段で売るためにも、複数のリサイクルショップや専門業者を比較してください。
ほとんどの人が早く処分したいからと1社だけにしぼりがちです。
しかし、複数のリサイクルショップを比較すればより納得のいく値段で売ることができます。
買い取り価格はもちろん、サービス内容やスタッフの対応などいくつか項目をチェックしていきましょう。リサイクルショップの比較が高価買い取りのポイントです。
フリマアプリやネットオークションで売る
理想の値段で売りたい、買い取り価格を設定したい人はフリマアプリやネットオークションがおすすめです。
フリマアプリの利用者数は年々増えてきています。
市販で販売している水槽よりも安い値段で手に入れたい人が多いのです。
リサイクルショップで買い取りできなかった水槽でも、フリマアプリやネットオークションなら買い手が見つかる可能性もあります。
また、自分で売り価格を設定できるのもフリマアプリの良い点です。
買い手が見つかれば、すぐに売ることができるでしょう。
ただし、フリマアプリやネットオークションは登録や購入者とのやり取りが必要になります。
落札者とのトラブルが相次いでいるため、利用する際は注意事項をきちんと確認しなければなりません。
水槽を処分する際の注意点
自治体で捨てるときの注意点
自治体で水槽を処分する場合、注意事項かあります。
注意点は「水槽のサイズ」「水槽の素材」を確認することです。
水槽のサイズや素材によってごみの種類が決まります。
たとえば、1辺30cm以下の水槽は燃えないごみになるなど、サイズは事前にチェックしておかなければなりません。
水槽が大きい場合は割らなければならないケースもあります。
水槽を割るときは十分に気をつけないとケガをする恐れもあるでしょう。
できるだけ厚めのダンボールで水槽をおおい、ハンマーで丁寧に割ってください。
割れた水槽もケガをしないようキレイにしていきましょう。
割れたまま処分すると回収する人がケガをしてしまいます。
ほとんどの水槽はガラスでできているため、取り扱いには十分に気をつけてくださいね。
特に、子どもがいる家庭では安全が確保できたうえでの処分が大切です。
また、プラスチック製（アクリル製）のものは、小さく割ってしまえば「可燃ごみ」に出せる自治体が多いです。お住まいの地域の自治体に確認してみましょう。
売る場合はできるだけキレイにする
水槽を買い取りに出す前、キレイになっているかどうか必ず確認してください。
正直、汚い水槽は買い取ってもらえない可能性があります。
買い取り価格にも大きく影響するため、売る前に掃除しなければなりません。
常に水が入っている水槽ならすみにコケが生えているでしょう。
コケの取り方はとても簡単です。
水槽の壁面についているコケはやわらかいスポンジで掃除してください。
スポンジで取れないコケは「お酢」を使うといいでしょう。
お酢はコケを枯らす力を持っています。
コケが付着している部分にお酢をたらして放置した後、キレイに流してくださいね。
また、購入したときについてきた付属品を一緒に提示するとさらに買い取り価格がアップしますよ。