洗濯機の寿命は?買い替え時期・タイミングと洗濯機の故障原因と症状

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「洗濯機の買い替え時期やそのタイミングがわからない」「洗濯機の寿命はどのくらいなのか?」「洗濯機が故障した場合、修理と買い換えはどちらがいいのか?」など、お悩みではありませんか?

洗濯機は生活必需品なので突然壊れて使えなくなると大変不便です。そのため、寿命が近づくと現れることが多い症状などを知っておいたほうがよいでしょう。

この記事では、洗濯機の寿命や買い替えるタイミング、洗濯機の故障の原因などをご紹介します。
この記事を読むことで、洗濯機の不具合と注意点や、修理か買い替えかで迷ったときの判断基準などがわかるはずです。ぜひ参考にしてください。

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洗濯機の寿命が近づくとどのような症状が現れるのか?

洗濯機の寿命

まずは、洗濯機の寿命が近いときに現れる症状についてご紹介しましょう。

洗濯機が途中で止まってしまう

洗濯機が作動中に停止してしまうことが頻繁に起こるようなら要注意です。
まずは表示されているエラーを確認し、何が原因で停止したのか調べてみましょう。
洗濯物の入れ過ぎや偏りが原因で止まることもあるため、まずはそういった簡単に対処できることが原因になっていないかを確認してください。

上記のような単純な理由が原因の場合は、原因を取り除いて電源を入れ直せば大体の場合は正常に戻ることが多いです。

最近の洗濯機は何かが原因で止まってしまうと、エラーコードが液晶パネルに表示されるものが多いです。
取扱説明書にその機種のエラーコードの内容とその対処方法が記載されていますので、まずは必ず確認しましょう。
取扱説明書が無い場合は、ネットで「型番 エラー」で検索しますと大体は出てきますので、同じく内容をしっかり確認します。

エラーコードが重大な修理が必要な内容なら、早急に修理を依頼するか買い替えをするか決断しなければなりません。

洗濯機から異音がする

洗濯機は長く使用していると、作動音などが買った時と比べて大きくなってくるのが普通です。
どこからが異音になるか判断が難しいところですが、洗濯中に今まで聞いたことが無い異音がするようになったら要注意です。

モーターやベルトなどのトラブルが考えられます。
機械的な部品の経年劣化の可能性が高いので、いつ動かなくなってもおかしくないため、早めに修理や買い替えを検討した方がよいでしょう。

異音の種類によって原因が異なります。

  • カラカラ・ガリガリ:縦型洗濯機についているパルセーターがずれている・異物が挟まっている
  • キュルキュル:内部のベルトが摩耗している
  • キーキー:洗濯槽の回転やブレーキを行う軸受けが故障している
  • ブーン:排水ホースの詰まり

洗濯機の通常範囲内の動作音かどうかは、下記の動画を参考にしてみて下さい。

洗濯物の計量から洗い(ためすすぎ)中に聞こえる音【通常の範囲内の音】

縦型洗濯乾燥機、全自動洗濯機、低騒音のインバーターモーターではなく通常のモーターを搭載したモデの場合【シャープ提供】

すすぎ から 脱水中に聞こえる音【通常の範囲内の音】

縦型洗濯乾燥機、全自動洗濯機、低騒音のインバーターモーターではなく通常のモーターを搭載したモデの場合【シャープ提供】

洗濯機からカビなどの異臭がする

洗濯機から異臭がする場合は、洗濯槽内部にカビなどの雑菌が繁殖している可能性が高いです
まだ新しいからといって安心してはいけません。
使用環境や使用頻度、洗濯する衣類内容によっては、洗濯槽内にカビが生えやすい状態になります。

洗濯槽クリーナーを使って洗浄しても改善されないようなら、専門業者に「洗濯機の解体洗浄」を依頼するか、買い替えを考えなくてはなりません。

洗濯機自体から異臭がしているように感じても、実際は洗濯機の排水ホースを差し込んでいる先の排水溝が詰まっていて、その臭いが排水ホースから逆流して洗濯機に上がってきている場合もあります。
その場合は洗濯機が原因ではないので、排水溝の詰まりを掃除しなければ臭いは直りません

焦げ臭い

焦げ臭さは、洗濯機内部に異物が挟まっている・部品が故障していることが原因です。
衣類の金具やボタンなど細かいものがパルセーター(羽)やモーターに挟まっているケースがあります。その場合は、それらを除去することで、焦げ臭さがなくなるでしょう。

異物が挟まっていない場合、モーターの回転を洗濯槽に伝えるベルトが劣化していたり、洗濯機内部の部品が腐食や摩耗してして、それが原因で異臭が出ている可能性があります。
そのまま使い続けると危険ですので、メーカーに問い合わせてそのまま使い続けて大丈夫か確認を取った方が良いでしょう。

排水の流れが悪い

「排水の流れが悪くなった」と感じるときは、排水ホースや排水管に髪の毛や糸くず、ピン止めなどが詰まっていないか確認してみましょう。
詰まりを取り除いても改善されない場合は、洗濯機の排水弁が故障している可能性があります

修理を依頼しても対応が難しいようなら、買い替え処分を検討したほうがよいでしょう。

ボタンが反応しない・操作に不具合が起きる

ボタンや操作パネルの反応がない場合、洗濯機の内部にある制御基板が劣化している可能性があります。
電源コードを抜いて入れ直してみても解消しない場合、故障している可能性が高いでしょう。
途中で洗濯機が止まってしまった場合は、洗濯物の量など正しく使用しているか改めて見直してみてください。それでも解消しない場合は、基板の故障だと思った方がよいです。

電源コードに発熱や変色がある

電気コードが熱かったり、変色していたりする場合、コードを覆っている被覆に負荷がかかっている可能性があります。
また、コード内で断線している場合も発熱や変色の症状が見られるでしょう。
コード内部が断線していると電源が入ったり切れたりするので、新しい洗濯機への買い換えをおすすめします。

洗浄・脱水・乾燥の効力が弱い

洗濯の仕上がりが悪い場合、症状によって原因が異なります。

  • 洗浄の効力が薄い場合:パルセーターが回っていない可能性があります
  • 脱水の効力が薄い場合:モーターベルトの劣化、もしくは排水溝が詰まっている
  • 乾燥の効力が薄い場合:乾燥フィルターの汚れか乾燥機能の部品の故障が原因

洗濯機の寿命は何年?買い替えタイミングは?

洗濯機の買い替え時期

買い替えタイミングを見極めるために、洗濯機の寿命について確認しておきましょう。

洗濯機の平均寿命は6~8年

洗濯機の平均寿命は6~8年といわれていますが、
平均的な使用年数は約10年です(消費動向調査2019年3月内閣府調べ)。
10年をめどに買い替える方が多いみたいです。
ただし、洗濯機のタイプや洗濯の頻度・お手入れの仕方などによって差があるので注意が必要です。

寿命が近づいてくると上記でご紹介したような症状が現れやすくなりますが、何の前兆もなく突然故障することもあります
その時になって慌てることのないよう、平均寿命が近い洗濯機は買い替えについて、常に準備して考えておいた方が良いでしょう。

メーカーの部品保有期間は生産終了から6年(洗濯機の場合)

洗濯機の場合、メーカーの部品保有期間が生産終了から6年となっているところが多いです。
つまり、生産終了から6年以上経過した洗濯機は、故障しても部品を入手できないので修理するのが難しくなるのです。
そのため、製造から6年を目安にして、修理か買い替えかを判断することになります。

洗濯機の修理・買い替えの判断

洗濯機の修理か買い替えの判断

洗濯機が壊れると修理と買い替えで悩むもの。
そこで、悩まなくてもいいように修理と買い替えのタイミングについて知っておきましょう。

部品保有期間から考える

家電には部品保有期間が決まっています。
各メーカーによって多少の違いはあるもの洗濯機は「6年」のところがほとんどです。
この部品保有期間以内ならば修理を検討してみましょう。
メーカーに問い合わせても対応してくれます。

しかし、部品保有期間を越えていたり近かったりする場合は、買い替えの方がおすすめです。
部品保有期間を越えていれば修理にもかなり費用が掛かります。
また、部品保有期間が終わる間近で修理しても別の故障が出てくる場合が多いです。
部品保有期間と故障の症状を見ながら検討しましょう。

異音が出たときは買い替える

使用年数に限らず聞きなれない異音が出たときは、要注意です。
買い替えを知らせるサインと考えて下さい。
洗濯機のキャパシティを越えて使用したため、モーターがダメになった音の場合も多いです。
洗濯機には各容量が決められています。
その容量を超えた使用を続けていると部品保有期間よりも早く故障するのです。
しかも、モーターがダメになると修理よりも買い替えたほうがお得となります。
まだ寿命の年数に達していなくとも異音には注意しましょう。

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