「何度やっても片付けが失敗してしまう」と悩んではいませんか?
実は、片付けにおける最も重要なコツは、「ものを捨てること」なのです。
ものを捨てられるようなれば、片付けを簡単に成功させることができます。
とはいえ、ものを捨てる基準が分からなかったり、捨てる決心が付かなかったりして困っている方も多いでしょう。
そこで、今回は捨てられないものを捨てるコツや、捨てる際の基準などについて解説します。
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片付けのコツは「捨てる」こと
片付けを成功させる何よりの方法は捨てることです。
いかにテクニックを使っても、ものを減らすことができなければ片付けは成功しません。
そこで、この項目では捨てることに関して解説します。
ものを捨てることの重要性
片付けが楽になる
ものが多ければ、それだけ仕分けや収納の手間がかかります。
ものの絶対量が減れば片付けにかかる労力が減るだけでなく、所要時間も減るので都合を付けやすくもなるでしょう。
捨てる癖を付けられる
何度も物を捨てることで、ものを捨てる癖を付けられるようになります。
ものを捨てる癖を付ければ、部屋の中に物がたまりづらくなり、部屋が散らかりにくくなるのもメリットです。
なかなか捨てられないものの代表例
思い出の品
たとえば、「学生時代に使っていた教科書や制服」、「かつての恋人からもらったプレゼント」、「両親の遺品」などが挙げられます。
だいたいのものは現在は使わないので、第一に処分を検討する対象です。
高価な服
ブランドものの高価な服や和服などはなかなか処分に踏み切れませんよね。
服は着ようと思えば着られるため、「いつか着るかもしれない」という思考になりがちです。
そのため、簡単に処分できそうで実は難しいものの1つとなります。
本(書籍)
本は何度でも読み返せるので、またそのうち読むだろうと残しがちです。
また、買ったは良いものの読まずに積まれている本もあるでしょう。
そのような本は、「まだ読んでいないから」と捨てる対象からは外しがちです。
また、漫画やライトノベルなどの長編シリーズ作品は、1巻から最新刊まですべてそろっていないとストーリーが把握しづらいので処分が難しいでしょう。
捨てたいのに捨てられないのはなぜ?
日本に根付いた「もったいない文化」が大きく影響しています。
学校や家庭でものを大事にしなさいと育てられるため、無意識に「ものを捨てること=悪いこと」という意識が働いてしまうのです。
ですから、まずはこの意識を改革することが重要となります。
確かにものを大切にするのは素晴らしいことです。
しかし、何ごとにも限度というものがあります。
取捨選択をし、本当に大事なものだけを大切にして、そうでないものは処分することが片付けマスターへの第一歩です。
捨てられないものを捨てるコツとは?
この項目では捨てられないものを捨てるためのコツや処分の基準の作り方などについてご紹介します。
捨てられないものを捨てるための3つのコツ
即断即決
人は決断をしてもすぐに行動しないと決意が鈍ってしまい、つい後回しにしてしまいがちです。
後で行動すればまだいいのですが、延々と後回しになって結局捨てられないというパターンに陥ることがあります。
思い立ったらすぐに行動しましょう。
どうしたいのかをイメージ
ものを捨てた後、どんな部屋にしたいのかをイメージしましょう。
イメージした部屋に近づけられるというモチベーションが湧くので、ものを捨てやすい心理状態を作りやすくなります。
捨てたいものから始める
初心者におすすめの方法です。
小難しいことを考えず、とりあえず捨てられるもの、捨てたいものを捨てて絶対量を減らしましょう。
ものを減らす練習にもなります。
ものを捨てる基準をつくろう
ものを捨てる基準を作ることで処分がぐっとやりやすくなります。
また、基準があると「捨てなければよかった」というパターンを減らすことが可能です。
以下のような基準から自分に合ったものをいくつか採用してください。
もちろん、すべて採用するのがベストです。
- 1年以上使っていない
- 壊れている
- 代替可能な品がある(鍋やフライパンなど)
- 電子化可能なもの(書籍・CD・DVD・ゲームソフトなど)
- 流行(りゅうこう)が過ぎたもの
- 今後使う可能性が低いもの
- 期限が切れたもの
ものを捨てる際の注意点
ものによってはゴミとして捨てられないものや、処分時にお金がかかるものなどもあります。
処分する際には何ゴミになるのかなどを事前に自治体ホームページなどで確認しておくようにしましょう。