シュレッダーを処分する方法はご存じですか?
何ゴミに出せばいいのだろうか?
シュレッダーの廃棄で悩んでいませんか。
物にもよりますが、まだ使える状態なら買取に出しでお得に手放すことができます。
また、売れなかった場合は様々な処分方法を把握しておけば、ベストな方法が選択できるでしょう。
そこで本記事では、シュレッダーの処分で押さえておきたいコツなどを解説します。
埼玉県でのシュレッダーの買取・回収・処分はリサイクルショップ・埼玉出張買取コールセンター
シュレッダーを自治体で処分する場合の注意点
シュレッダーを自治体で処分する場合、どのような方法があるのでしょうか。
まずはシュレッダーの種類をチェックしよう!
さまざまなシュレッダーがありますが、大きく分けると電動と手動タイプの2種類があります。
電動シュレッダーは、紙を入れると自動的にシュレッダーをかけることができるタイプです。
電池式またはコンセントにつなげて使用します。
手動タイプは、電気を使わずに手でまわしながらシュレッダーをかける種類です。
電動式か手動式どちらかによって、また大きさによっても、自治体での処分方法が異なるので注意してくださいね。
小型家電リサイクル法の対象になるのは電動式
電動式のシュレッダーは、小型家電リサイクル法の対象品目となります。
ゲーム機・スマートフォン・タブレットなど電気や電池で動く製品の中に含まれている貴重な有用資源を再利用するための法律です。
小型家電リサイクル法に基づいた方法で処分を促している自治体では、電動式シュレッダーを公共施設や家電量販店などにある「小型家電回収ボックス」に投かんする形で無料で処分できます。
お住まいの地域が小型家電回収でリサイクル処分をしているか、またその中にシュレッダーが含まれているか、自治体のホームページ等をチェックしてください。
大きさやタイプによってゴミの分類が違う
シュレッダーを自治体で処分する場合、大きさやタイプによってゴミの分類が異なるので注意が必要です。
たとえば、手動式タイプのシュレッダーはそれほど大きくないものが多いので、「燃えないごみ」に分類される自治体が多いでしょう。
電動式タイプのシュレッダーは、小型家電として回収ボックスに投かんするか、自治体規定の「不燃ゴミ」のサイズに収まらない場合は「粗大ごみ」に分類されます。
自治体によってもゴミの分類や処分方法が異なるため、ホームページ等で事前の確認が必要です。
費用を安く抑えられるけれど、手間と時間がかかる
自治体で処分する大きなメリットは、費用を安く抑えられることです。
不燃ゴミの場合は無料、粗大ゴミでも300~500円で処分できる自治体がほとんどでしょう。
しかし、粗大ゴミの場合は事前の申し込みが必要になったり、回収指定場所まで運ばなければならなかったりと時間と手間がかかってしまいます。
すぐに処分したい方や、ゴミの分類が面倒に感じる方は、他の方法で処分したほうがいいでしょう。
事業で使用したものは産業廃棄物
会社の事務所・オフィス・店舗など、事業目的で使用した業務用シュレッダーは産業廃棄物扱いとなるため、自治体で処分できません。
産業廃棄物の収集運搬を行っている回収業者へ依頼するケースがほとんどです。
自治体で処分しても回収してもらえず、放置すると法律違反になりかねないので注意してください。
産業廃棄物の処分方法が分からない場合は、リサイクル業者や買取業者にも相談してみましょう。
自治体以外で処分する方法は?
自治体以外で処分する方法としては、不用品回収業者へ依頼する選択肢があります。
ここでは、回収業者へ依頼するコツを解説しましょう。
不用品回収業者はまとめて処分できる
さまざまな不用品の回収を行っている業者は、シュレッダーだけでなく、要らない物をまとめて処分できるのが大きなメリットです。
大量の不用品がある方や直ぐに処分したい方は、回収業者へ依頼した方がスムーズな場合が多いです。
不用品回収業者では、出張・持ち込み・宅配回収の3つの方法が用意されている所もあります。
すぐに処分してもらいたいなら持ち込み、大量の不用品があり運搬が困難な場合は出張、自分のペースで処分したいなら宅配回収を選択しましょう。
ただし、回収費用・運搬料・送料などがかかるため、全てを含めた料金を必ず事前に確認してから依頼してください。
無料回収業者に依頼するのは危険?
回収業者の中には、「無料で回収します」という謳(うた)い文句で回収し、積み込んだ後で追加料金を請求するという悪質な業者が存在しています。
特に、近年は無料回収業者と消費者の間でトラブルが相次いでいるので注意が必要です。
「無料だから」と安易に依頼しないようにしてください。
もし、どうしても無料回収業者へ依頼したいのであれば、なぜ無料で回収できるのか、その理由を確かめましょう。
条件によっては下取りも可能
シュレッダーを買い替える場合、条件によっては下取りしてもらえる可能性があります。
下取り対象となるのは、電動式タイプがほとんどです。
手動式は元値が安く電動式よりも中古需要が低いため、下取りを行っているところはゼロに近いでしょう。
電動式タイプでも、すべての業者が下取りを行っているわけではないため、事前の確認が必要です。
また、正常に稼働できる・不具合や故障していない・販売月日から経過していないものが下取り対象となります。
新しいシュレッダーを購入する方だけ下取り可能ということが多いので、注意してくださいね。
業者選びのポイント
どの不用品回収業者へ依頼すべきか迷ったときは、以下のポイントに注目して選ぶといいでしょう。
悪徳業者と優良業者を見極めるポイントとして、押さえておきたいポイントです。
- スタッフの対応が丁寧でスピーディー
- 回収実績がある
- 買取も行っている
- 無料見積もり・無料相談が可能
- 口コミや評判がいい
- 高価買取または格安処分を行っている
- 見積書が細かく記載されている
悪徳業者は、「今なら安く処分できますよ」「サービスするのは今だけ」など、魅力的な言葉で依頼させようとします。
すぐに決めるのではなく、複数の業者を比較することも、悪徳業者と優良業者を見極めるポイントになるでしょう。
シュレッダーにかけた紙ごみは何ゴミになるのか?
事業系一般廃棄物、それとも産業廃棄物?
シュレッダーの使用によって排出された紙ゴミ(紙くず)は、一般的な会社から出たものであれば「事業系一般廃棄物」として扱われます。
そのため、自治体の「事業系一般廃棄物」としてゴミに出すことができます。
出版業・新聞業・製紙業・印刷業など、紙素材を本業として扱う企業から出た紙ゴミのみが「産業廃棄物」として扱う必要があります。
シュレッダーごみはリサイクルできない?
シュレッダーにかけた紙ごみ(紙くず)は、新聞紙や雑誌、段ボールなどの古紙と違って、紙資源としてリサイクルできない場合がほとんどです。
実際に殆どの自治体で、焼却処理されているのが現状です。
その理由は、細かく裁断してしまったことによって、シュレッダーごみの中にリサイクルの原料として不適切な紙の種類(感熱紙、カーボン紙など)が混ざってしまっているかどうか判別できないことが一つに挙げられます。
また、シュレッダーによって裁断された紙屑は、紙の繊維まで裁断されてしまっている物が多く、リサイクルの原料としては価値のない紙となってしまっています。