食器棚は大きく重い家具なので、自分に合わない処分方法を選んでしまうと大変です。
また、どうやって処分すればいいのか分からず困っている方も多いと思いでしょう。
そこで、今回は食器棚の正しい処分方法をご紹介します。
この記事を読めば、最適な処分方法を見つけることができます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
食器棚が不要になったら
まずは食器棚が不要になった際に知っておきたい基礎知識をご紹介します。
最初に確認すること
食器棚やキッチンボード、レンジボード、カップボード、レンジ台を処分する前に確認すること
食器棚(レンジボード)の売却が可能か?
食器棚はリサイクルショップでメインラインナップの1つです。
状態のよい食器棚・レンジボードであれば売却できる可能性があります。
特に、高い木材のものや一流メーカーの食器棚であれば、高値で買い取ってもらえることも十分に可能です。
サイズ・大きさはどの程度か?
食器棚・カップボードの大きさによって、処分する際の費用が変わってきます。
事前にサイズを測っておけば、処分費用の計算が可能です。
自治体には粗大ゴミとして処分してもらえる!
食器棚は基本的には粗大ゴミとして処分することになっています。
食器棚は木製のことが多いので、解体すれば可燃ゴミなどとして処分できそうだと考える人もいるでしょう。
しかし、解体しても粗大ゴミとして扱われることがほとんどです。さらに、費用はさほど高くないので、食器棚を解体する労力には見合っていません。解体はしないのが無難です。
粗大ゴミ以外の処分方法は?
粗大ゴミ以外の処分方法としては以下のような例が挙げられます。
自分好みの方法を採用してください。
- リサイクルショップに売る
不要な物がお金になるし、リユース・再使用してもらえるので環境にも良い - 不用品回収業者を利用
自分たちで家から運び出せないなど、どうにもならない時は料金は高いですが利用すると便利 - 寄付
家具の寄付を受け付けている所が近くにあれば利用します - 友人に譲る
リサイクルショップに売れなかった場合は、知り合いに欲しい方がいないかあたってみるのも良い方法です
食器棚を自治体に処分してもらう
この項目では食器棚やキッチンボードを自治体に処分してもらう際の基礎知識をご紹介します。
事前にやるべきこと
自治体にもよりますが、粗大ゴミを処分する際には事前に粗大ゴミ処理券を購入しておかなければいけません。
粗大ゴミは種類や大きさによって使用する券の種類・枚数が変わってくることがあります。
指定の費用分の処理券を用意していないと回収を拒否されてしまうので注意してください。
なお、粗大ゴミ処理券は自治体の指定するコンビニ・文房具店・酒屋などで購入ができます。
詳しくは各地域の粗大ゴミセンターに問い合わせてください。
ちなみに、自治体によっては粗大ゴミ処理券が必要ない場合もあります。
粗大ゴミの出し方
粗大ゴミの処分は以下の手順で依頼してください。
- 各自治体の粗大ゴミセンターに電話・インターネットから回収の依頼・回収日の予約をする
- 粗大ゴミシールを購入する
- 分かりやすい場所に粗大ゴミシールを貼る(貼る場所が指定されている場合もあるので注意)
- 回収日に指定の場所(集積所など)に出す
粗大ゴミの費用
粗大ゴミにかかる費用は、食器棚の大きさによって違います。
自治体にもよりますが、費用相場は400~2,000円程度です。
自治体によって設定額が異なるので、自治体ホームページなどを確認してください。
自治体を利用するメリットは費用の安さ!
有料処分法の中では最も安く処分できる点が一番のメリットでしょう。
食器棚のサイズにもよりますが、最大でも2,000円程度しかかからないというのはとても経済的といえます。
デメリットは都合を合わせづらい点です。
自治体にもよりますが、多くの自治体では土日や祝日を回収日に指定できません。
また、時間の指定もできないことが多いようです。
さらに、ゴミ出しは原則として当日に行わなければいけません。
大きな家具を家から運び出すのは、力のある人手とそれなりの時間が必要になります。
多くの自治体では回収時の立ち会いが不要となってはいますが、平日の朝に食器棚を運び出す時間を作るのは大変なので大きなデメリットといえます。