「ワンルームを上手に片付ける方法を知りたい」「狭い部屋でも広く見せるコツが知りたい!」と思っている人は多いでしょう。
ワンルームは部屋が一つしかないからこそ、片付けるのが難しいといわれています。
収納スペースも狭いので部屋が物であふれてしまいがちですよね。
限られたスペースでも工夫やコツしだいで広い部屋に見せることは可能です。
ただし、ポイントをしっかりと把握しておかなければ、さらに狭い空間になってしまいます。
大切なのは、部屋を広く見せるポイントを把握することです。
さらに、収納グッズなどアイテムを上手に使えば、よりスペースが活用できるでしょう。
そこで、本記事では、ワンルームの片付けを成功させるポイントや部屋を広く見せるコツを紹介します。
この記事を読むことで、ワンルームが片付きにくい理由や、狭い収納スペースを活用する方法などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
埼玉県での不用品の悩みは【リサイクルショップ 埼玉出張買取コールセンター】が解決します!
ワンルームの片付けでよくある困りごとは?
まずは、ワンルームの片付けで困ることにはどのようなものがあるかをご紹介します。
部屋が狭い
ワンルームは部屋が一つだけで、その上、狭い場合が多くなっています。
そのため、すぐ物であふれてしまいがちです。
ベッドやテーブルなど、生活に必要な家具を置いただけでも部屋がいっぱいになってしまうため、物が増えるとあっという間に雑然としてしまいます。
収納スペースが足りない
ワンルームの場合、収納スペースが極端に少ないのも特徴の一つです。
「小さめのクローゼットが一つあるだけ」という部屋も多いでしょう。
物の量に対して収納できるスペースが足りていないため、物を出しっぱなしの状態になってしまい、部屋が散らかってしまいやすいのです。
ゾーン分けが難しい
ワンルームはゾーン分けするのが難しいといわれています。
「キッチン・リビング・寝室」というように明確に別れていないため、食事をするスペースやくつろぎのスペース・寝るスペースなどを共有しなければなりません。
そのため、物の置き場所が定まりにくいのです。
片付けのイメージが湧かず、うまく片付けられない人が多いでしょう。
片付ける時間がない
ワンルームに住んでいる人といえば、一人暮らしの学生や新社会人が多いでしょう。
仕事や勉強・アルバイト・人付き合い・趣味などに忙しく、そもそも部屋を片付ける時間がない人がほとんどだと思います。
そのため、できるだけ散らかりにくく、片付けやすい部屋にすることが望ましいでしょう。
ワンルームの片付けを成功させるコツ
ワンルームを片付ける際のコツをご紹介しましょう。
物を減らす
ワンルームの片付けを成功させるには、まず、物を減らすことを考えましょう。
ワンルームの中に置けるものの量には限りがあります。
物が多いと収納しきれず出しっぱなしの状態になり、片付けにくい部屋になってしまうでしょう。
無理に隠そうとしない
ワンルームはただでさえ収納スペースが少ないため、すべてのものを隠して収納しようとするのは難しいことです。
確かに、物が少ないほうが部屋はスッキリして見えます。
しかし、ワンルームの場合はある程度「見せる収納」を取り入れたほうがうまく片付けられるでしょう。
デッドスペースや縦の空間を活用しておしゃれに収納するのがおすすめです。
全ての物の定位置を決める
ワンルームではものがすぐに散らかってしまいがちです。
そうなるのを防ぐために、全ての物に対して定位置を決めておきましょう。
使い終わったら決まった場所に戻すようにすれば、物が置きっぱなしになることはありません。
また、どこにしまってあるのか分からなくなって探しものをする必要もなくなるはずです。
部屋が狭く見えてしまう原因は?
まずは、部屋が狭く見えてしまう原因をチェックしておきましょう。
使っていないもの・要らないものを放置している
せっかくの広い空間でも、使っていないものや要らないものをたくさん置いていると狭い部屋に見えてしまいます。
部屋が狭く見えてしまう大きな原因は、たくさんものを置きすぎていることです。
いま一度、部屋をゆっくりと見渡してみてください。
ダンボールを置きっぱなしにしていたり、洋服を脱ぎ散らかしたままになっていたりしていませんか?
床面が見えなくなるほど部屋は狭く感じるので、この機会に要らないものはすべて処分してください。
要らないものや使っていないものを片付けるだけでも部屋が広く感じられるようになります。
圧迫感がある家具が多い
圧迫感がある家具を使用しているのも、部屋が狭く見えてしまう原因の1つです。
ダイニングセットやソファーなどの大型家具は、部屋の広さに合っているサイズを使うのが大切なポイントとなります。
部屋が狭いのに大型家具をたくさん置いていると、部屋が狭く感じるのは当たり前です。
特に、1人暮らしの部屋はワンルームや1Kが多く、大型家具を1つ置いただけでも狭く感じるでしょう。
中でも、本棚や食器棚など高さがある家具は圧迫感を覚えます。
できるだけ、高さがない家具を選んでレイアウトするのも部屋を広く見せるポイントの1つです。
部屋に多くの色が使われている
部屋に多くの色が使われていると、雑然とした印象が強くなります。
ものをたくさん置いていないのに、散らかっているように見えやすいのです。
家具・家電・ファブリック・雑貨などにはたくさんの色が使われているので、できるだけまとまりのあるカラーで統一することが大切なポイントとなります。
センスがある人ならカラフルでもまとまりのある空間を作り上げることができますが、多数の色を使用した空間をまとめるのはなかなか難しいことです。
壁・床・家具・小物に統一感がない
部屋を見渡してみてください。壁・床・家具・小物に統一感があるでしょうか。
部屋が狭く感じるのは、壁・床・家具・小物に統一感がないからです。
たとえば、モノトーンな壁や床を使っているのに、カラフルでポップなタイプだとテーマがごちゃごちゃしてしまいます。
その結果、統一感がなく散らかっている印象を受けるのです。
広い部屋でもどこか狭く感じてしまうでしょう。
部屋を広く見せる方法を紹介!
それでは、部屋を広く見せる方法を解説します。
部屋が広く見える色を使う
色使いで部屋を広く見せることができます。
たとえば、壁・カーテン・ラグなど部屋の中で大きい面積を占めるところを淡い色でまとめてください。
代表的な淡い色と言えば、ベージュ・ライトグレーがあります。
淡い色を使うことで家具もホワイトやナチュラルなカラーでまとめやすくなり、部屋も自然と広く見せられるようになるのです。
特に、壁・床・天井の色は、部屋を広く見せる効果が発揮しやすい傾向があります。
床→壁→天井の順に明るくなるようにカラーを決めていくと、部屋が広く見せられるのでおすすめです。
家具のレイアウトを工夫する
家具の使い方やレイアウトを工夫するだけでも部屋を広く見せることができます。
家具のレイアウトを決めるときは、視線の抜けを作るようにしてください。
特に、1番視線が抜けやすい場所の窓は、遠近法の効果が活用できます。
部屋の入り口から窓を奥にして見たとき、入り口側から順番に背の高い家具から配置していきましょう。
窓付近に背の高い家具を配置するのはNGです。
太陽の光が入る窓あたりは低い家具を置くことで、入り口から部屋を見たときに広く感じられるようになります。
また、奥行き感も出てくるので狭い部屋でも広く見える効果が期待できるのです。
ガラスやアクリルなどの透明感を活用する
ガラスやアクリルなどの透明感は、部屋を広く見せてくれる要素の1つです。
たとえば、部屋の扉や間仕切りをガラスにする方法があります。
ガラスを使うことで部屋の端から端まで見通せる広い空間になるのです。
視覚的な広がりが生まれ、狭い部屋を明るく広い空間に見せることができます。
また、より視覚的な広がりを高めるために、間取りを細かく分けずワンルームのような空間にするのも方法の1つです。
LDKの間取りが細かく分かれていると一部屋ごとが狭くなってしまうので、LDK内に壁でベッドルームを隠すなど、ワンルームのような雰囲気を作ります。
インテリアに使う色は3色に抑える
部屋が狭く見える原因に使用している色数が多いことを挙げましたが、インテリアに使う色数はできるだけ3色に抑えてください。
たとえば、ホワイト×グレーでインテリアをまとめる場合は、その中に木製のテーブルやナチュラルなインテリアをプラスすることで温(ぬく)もりのある部屋に仕上がります。
差し色効果となる色を1つ取り入れるだけでも、広い部屋+オシャレな空間が生まれるのです。
色数を3色以内に抑えることができれば、全体に統一感も生まれるでしょう。
床の面積を広く見せる
部屋を広く見せるためには、床の面積をできるだけ大きく見せることが大切です。
床に物を置かないことで床面積を広く見せることができ、狭いワンルームや1Kでもスッキリとした印象に映るでしょう。
ダンボールを直(じか)置きしたり、洋服を脱ぎ散らかしたままにしたりするのは絶対にNGです。
どうしても散らかってしまいやすい人は、一時保管ボックスを作るといいでしょう。
とりあえず一時的に置ける場所を設けることで散らかりを未然に防ぐことができます。